【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2022-002775

バッファロー製ネットワーク機器における複数の脆弱性

概要

株式会社バッファローが提供する複数のネットワーク機器には、次の脆弱性が存在します。

 * OSコマンドインジェクション (CWE-78) - CVE-2022-43466
 * OSコマンドインジェクション (CWE-78) - CVE-2022-43443
 * ドキュメント化されていないデバッグ機能を有効化される問題 (CWE-912) - CVE-2022-43486

この脆弱性情報は、下記の方が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社ゼロゼロワン 早川 宙也 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
※上記は、CVE-2022-43486 の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値:4.3 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
※上記は、CVE-2022-43466 の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値:6.3 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
※上記は、CVE-2022-43443 の評価になります。
影響を受けるシステム


バッファロー
  • WCR-1166DS ファームウェア Ver. 1.34 およびそれ以前 - CVE-2022-43443
  • WCR-1166DS ファームウェア Ver. 1.34 およびそれ以前 - CVE-2022-43486
  • WEX-1800AX4 ファームウェア Ver. 1.13 およびそれ以前 - CVE-2022-43466
  • WEX-1800AX4 ファームウェア Ver. 1.13 およびそれ以前 - CVE-2022-43486
  • WEX-1800AX4EA ファームウェア Ver. 1.13 およびそれ以前 - CVE-2022-43466
  • WEX-1800AX4EA ファームウェア Ver. 1.13 およびそれ以前 - CVE-2022-43486
  • WSR-1166DHP ファームウェア Ver. 1.16 およびそれ以前 - CVE-2022-43443
  • WSR-1166DHP2 ファームウェア Ver. 1.17 およびそれ以前 - CVE-2022-43443
  • WSR-2533DHP ファームウェア Ver. 1.08 およびそれ以前 - CVE-2022-43443
  • WSR-2533DHP ファームウェア Ver. 1.08 およびそれ以前 - CVE-2022-43486
  • WSR-2533DHP2 ファームウェア Ver. 1.22 およびそれ以前 - CVE-2022-43466
  • WSR-2533DHP2 ファームウェア Ver. 1.22 およびそれ以前 - CVE-2022-43443
  • WSR-2533DHP2 ファームウェア Ver. 1.22 およびそれ以前 - CVE-2022-43486
  • WSR-2533DHP3 ファームウェア Ver. 1.26 およびそれ以前 - CVE-2022-43466
  • WSR-2533DHP3 ファームウェア Ver. 1.26 およびそれ以前 - CVE-2022-43443
  • WSR-2533DHP3 ファームウェア Ver. 1.26 およびそれ以前 - CVE-2022-43486
  • WSR-2533DHPL ファームウェア Ver. 1.08 およびそれ以前 - CVE-2022-43443
  • WSR-2533DHPL ファームウェア Ver. 1.08 およびそれ以前 - CVE-2022-43486
  • WSR-2533DHPL2 ファームウェア Ver. 1.03 およびそれ以前 - CVE-2022-43466
  • WSR-2533DHPL2 ファームウェア Ver. 1.03 およびそれ以前 - CVE-2022-43443
  • WSR-2533DHPL2 ファームウェア Ver. 1.03 およびそれ以前 - CVE-2022-43486
  • WSR-2533DHPLB ファームウェア Ver. 1.05 - CVE-2022-43466
  • WSR-2533DHPLB ファームウェア Ver. 1.05 -CVE-2022-43443
  • WSR-2533DHPLB ファームウェア Ver. 1.05 - CVE-2022-43486
  • WSR-2533DHPLS ファームウェア Ver. 1.07 およびそれ以前 - CVE-2022-43466
  • WSR-2533DHPLS ファームウェア Ver. 1.07 およびそれ以前 - CVE-2022-43443
  • WSR-2533DHPLS ファームウェア Ver. 1.07 およびそれ以前 - CVE-2022-43486
  • WSR-3200AX4B ファームウェア Ver. 1.25 - CVE-2022-43466
  • WSR-3200AX4B ファームウェア Ver. 1.25 - CVE-2022-43443
  • WSR-3200AX4B ファームウェア Ver. 1.25 - CVE-2022-43486
  • WSR-3200AX4S ファームウェア Ver. 1.26 およびそれ以前 - CVE-2022-43466
  • WSR-3200AX4S ファームウェア Ver. 1.26 およびそれ以前 - CVE-2022-43443
  • WSR-3200AX4S ファームウェア Ver. 1.26 およびそれ以前 - CVE-2022-43486
  • WSR-A2533DHP2 ファームウェア Ver. 1.22 およびそれ以前 - CVE-2022-43466
  • WSR-A2533DHP2 ファームウェア Ver. 1.22 およびそれ以前 - CVE-2022-43443
  • WSR-A2533DHP2 ファームウェア Ver. 1.22 およびそれ以前 - CVE-2022-43486
  • WSR-A2533DHP3 ファームウェア Ver. 1.26 およびそれ以前 - CVE-2022-43466
  • WSR-A2533DHP3 ファームウェア Ver. 1.26 およびそれ以前 - CVE-2022-43443
  • WSR-A2533DHP3 ファームウェア Ver. 1.26 およびそれ以前 - CVE-2022-43486
  • WXR-11000XE12 ファームウェア Ver. 1.10 およびそれ以前 - CVE-2022-43443
  • WXR-5700AX7B ファームウェア Ver. 1.27 およびそれ以前 - CVE-2022-43466
  • WXR-5700AX7B ファームウェア Ver. 1.27 およびそれ以前 - CVE-2022-43443
  • WXR-5700AX7B ファームウェア Ver. 1.27 およびそれ以前 - CVE-2022-43486
  • WXR-5700AX7S ファームウェア Ver. 1.27 およびそれ以前 - CVE-2022-43466
  • WXR-5700AX7S ファームウェア Ver. 1.27 およびそれ以前 - CVE-2022-43443
  • WXR-5700AX7S ファームウェア Ver. 1.27 およびそれ以前 - CVE-2022-43486

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

 * 当該機器の管理画面にログイン可能な第三者によって、特定の CGI プログラムへ細工されたリクエストを送信されると、特定の管理画面を開いたときに任意のコマンドが実行される - CVE-2022-43466
 * 当該機器にアクセス可能な第三者によって、管理画面に細工されたリクエストを送信されると、任意のコマンドが実行される - CVE-2022-43443
 * 当該機器の管理画面にログイン可能な第三者によって、デバッグ機能が不正に有効化され任意のコマンドが実行される - CVE-2022-43486
対策

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開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

バッファロー
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [その他]
  2. 非公開の機能(CWE-912) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-43466
  2. CVE-2022-43443
  3. CVE-2022-43486
参考情報

  1. JVN : JVNVU#97099584
更新履歴

  • [2022年12月12日]
      掲載
  • [2024年02月14日]
      影響を受けるシステム:内容を更新