【活用ガイド】

JVNDB-2022-002767

三菱電機製 MELSEC iQ-R シリーズ Ethernet インタフェースユニットにおける不適切な入力確認の脆弱性性

概要

三菱電機株式会社が提供する MELSEC iQ-R シリーズ Ethernet インタフェースユニットには、不適切な入力確認の脆弱性 (CWE-20、CVE-2022-40265) が存在します。

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.6 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


三菱電機
  • MELSEC iQ-R シリーズ RJ71EN71 ファームウェアバージョン "65" およびそれ以前
  • MELSEC iQ-R シリーズ R04/08/16/32/120ENCPU (ネットワーク部) ファームウェアバージョン "65" およびそれ以前

想定される影響

遠隔の第三者によって細工されたパケットを当該製品が受信すると、当該製品がサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
なお、復旧にはリセットが必要です。

対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとにアップデートしてください。
ファームウェアはダウンロード | 三菱電機 FAページから入手できます。


  • MELSEC iQ-Rシリーズ

    • RJ71EN71 ファームウェアバージョン ”66” およびそれ以降

    • R04/08/16/32/120ENCPU (ネットワーク部) ファームウェアバージョン ”66” およびそれ以降




ファームウェアアップデート方法の詳細については、開発者が提供する次の情報を参照してください。


  • MELSEC iQ-R ユニット構成マニュアル「付 2 ファームウェアアップデート機能」



[ワークアラウンドを実施する]
次の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

  • 当該製品をインターネットに接続する場合は、ファイアウォールの設置や仮想プライベートネットワーク(VPN)を使用し、不正なアクセスを制限する

  • 当該製品を LAN 内で使用し、当該製品への接続を最小限に抑え、信頼できるネットワークやホストからのみアクセスできるよう制限する

  • 当該製品の IP フィルタ機能(*1)を使用し、接続可能な IP アドレスを適切に制限する


(*1)IPフィルタ機能については、開発者が提供する次のマニュアルを参照してください。


  • MELSEC iQ-R Ethernet ユーザーズマニュアル (応用編) セキュリティの「IP フィルタ」


詳しくは、開発者が提供する情報をご確認ください。
ベンダ情報

三菱電機
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-40265
参考情報

  1. JVN : JVNVU#94702422
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-40265
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-22-335-01
更新履歴

  • [2022年11月30日]
      掲載
  • [2022年12月16日]
      参考情報:ICS-CERT ADVISORY (ICSA-22-335-01) を追加
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2022-40265) を追加