【活用ガイド】

JVNDB-2022-002631

SAUTER 製 moduWeb におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

SAUTER 社が提供する moduWeb は、同社製ビルディングオートメーションシステムの中央監視装置(B-OWS:BACnet Operator Workstation)です。
moduWeb には、次の脆弱性が存在します。

* 反射型クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2022-40190
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Fr. Sauter AG
  • moduWeb ファームウェア 2.7.1

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、遠隔の第三者によって次のような影響を受ける可能性があります。

* 当該製品の監視画面にアクセスしたユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行され、ユーザ認証情報を含む機微な情報を窃取される
対策

[アップデートする]
開発者は、アップデートを提供しています。
詳細は、開発者にお問い合わせください。
ベンダ情報

Fr. Sauter AG
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-40190
参考情報

  1. JVN : JVNVU#90122134
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-22-300-02
更新履歴

  • [2022年10月31日]
      掲載