【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2022-002544

Trend Micro Apex One および Trend Micro Apex One SaaS における複数の脆弱性

概要

トレンドマイクロ株式会社から、Trend Micro Apex One および Trend Micro Apex One SaaS 向けのアップデートが公開されました。

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

影響を受けるシステム


トレンドマイクロ
  • Apex One 2019
  • Apex One SaaS

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
詳細については開発者が提供するアドバイザリを参照してください。

* Time-of-check Time-of-use (TOCTOU) 競合状態の脆弱性による権限昇格
* 領域外メモリアクセスの脆弱性による権限昇格
* 強制ブラウジングの脆弱性による権限昇格
* 証明書の検証不備の脆弱性による権限昇格
* 情報漏えい対策オプションモジュールの不適切なレジストリ許可の脆弱性による改ざん対策機能の回避
* 同一生成元ポリシー違反の脆弱性による権限昇格
対策

[パッチを適用する]
開発者が提供する情報をもとにパッチを適用してください。
開発者は本脆弱性の対策として次のパッチをリリースしています。

* Trend Micro Apex One 2019 Service Pack 1 Critical Patch ビルド 11110

開発者によると、Trend Micro Apex One SaaS は 2022 年 9 月のメンテナンスで修正済みとのことです。

[ワークアラウンドを実施する]
次の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

* 当該製品へのアクセスを、信頼できるネットワークからのみに制限する
ベンダ情報

トレンドマイクロ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-41744
  2. CVE-2022-41745
  3. CVE-2022-41746
  4. CVE-2022-41747
  5. CVE-2022-41748
  6. CVE-2022-41749
参考情報

  1. JVN : JVNVU#97131578
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-41744
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-41745
  4. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-41746
  5. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-41747
  6. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-41748
  7. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-41749
更新履歴

  • [2022年10月20日]
      掲載