【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2022-002339

PukiWiki における複数の脆弱性

概要

PukiWiki Development Team が提供する PukiWiki には、次の複数の脆弱性が存在します。
 * パストラバーサル (CWE-22) - CVE-2022-34486
 * 反射型クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2022-27637

この脆弱性情報は、次の方が製品開発者に直接報告し、製品開発者との調整を経て、製品利用者への周知を目的に JVN での公表に至りました。
報告者 : Harold Kim 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.7 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2022-34486 の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値:6.1 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2022-27637 の評価になります。
影響を受けるシステム


PukiWiki
  • PukiWiki 1.4.5 から 1.5.3 までのバージョン - CVE-2022-34486
  • PukiWiki 1.5.1 から 1.5.3 までのバージョン - CVE-2022-27637

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
 * 管理者によって、悪意のあるスクリプトを実行される - CVE-2022-34486
 * 当該製品を使用しているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2022-27637
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
開発者によると、本脆弱性はバージョン 1.5.4 で修正されています。
ベンダ情報

PukiWiki
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [その他]
  2. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-34486
  2. CVE-2022-27637
参考情報

  1. JVN : JVNVU#96002401
更新履歴

  • [2022年08月24日]
      掲載