【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2022-002337

ユニモテクノロジー製デジタルビデオレコーダにおける重要な機能に対する認証の欠如の脆弱性

概要

ユニモテクノロジー株式会社が提供する複数のデジタルビデオレコーダ製品には、機器管理用のWebインターフェイスにおいて、重要な機能に対する認証の欠如 (CWE-306) の脆弱性が存在します。

なお本件の報告者によると、本脆弱性を悪用した攻撃が確認されているとのことです。

この脆弱性情報は、次の方が製品開発者に直接報告し、製品開発者との調整を経て、製品利用者への周知を目的に JVN での公表に至りました。
報告者: 情報通信研究機構 サイバーセキュリティ研究所 森好樹 氏、丑丸逸人 氏、久保正樹 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


ユニモテクノロジー株式会社
  • UDR-JA1004 ファームウェア v1.0.20.13 およびそれ以前
  • UDR-JA1008 ファームウェア v1.0.20.13 およびそれ以前
  • UDR-JA1016 ファームウェア v1.0.20.13 およびそれ以前
  • UDR-JA1016 ファームウェア v2.0.20.13 およびそれ以前

想定される影響

遠隔の第三者が細工したリクエストを Web インターフェイスに送付することで、当該製品上で認証なく任意の OS コマンドを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートしてください。
本脆弱性はファームウェアバージョン v1.0.21.0 および v2.0.21.0 で修正されています。
ベンダ情報

ユニモテクノロジー株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 重要な機能に対する認証の欠如(CWE-306) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-35733
参考情報

  1. JVN : JVNVU#90821877
更新履歴

  • [2022年08月23日]
      掲載