【活用ガイド】

JVNDB-2022-002159

複数の Rockwell Automation 製品における型の取り違えの脆弱性

概要

Rockwell Automation が提供する複数の製品には、次の脆弱性が存在します。

　* 型の取り違え (CWE-843) - CVE-2022-1096
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Rockwell Automation
  • Connected Components Workbench software バージョン 11
  • Connected Components Workbench software バージョン 12
  • Connected Components Workbench software バージョン 13
  • Connected Components Workbench software バージョン 20
  • Enhanced HIM (eHIM) for PowerFlex 6000T バージョン 1.001
  • FactoryTalk Linx Enterprise  software バージョン 6.20
  • FactoryTalk Linx Enterprise software バージョン 6.21
  • FactoryTalk Linx Enterprise software バージョン 6.30
  • FactoryTalk View Site Edition バージョン 13

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

　* ローカルの第三者によって、Chromium Web ブラウザの脆弱性を利用され、サービス運用妨害（DoS）状態にされる - CVE-2022-1096
対策

2022 年 7 月 29 日現在、修正済みのバージョンは提供されていません。
修正済みのバージョンが利用可能になった場合、開発者が提供するアドバイザリが更新されます。

[アップデートまたはワークアラウンドを実施する]
FactoryTalk View Site Edition Web ブラウザを使用しているユーザは、WebView2 の更新バージョンを適用できます。
開発者は、アップデートが適用できない場合、ワークアラウンドの適用を推奨しています。

詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。
ベンダ情報

Rockwell Automation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 型の取り違え(CWE-843) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-1096
参考情報

  1. JVN : JVNVU#93834764
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-1096
  3. CISA Known Exploited Vulnerabilities Catalog : CVE-2022-1096
  4. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-22-209-01
更新履歴

  • [2022年08月02日]
      掲載
  • [2024年06月13日]
      参考情報：National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2022-1096) を追加
      参考情報：CISA Known Exploited Vulnerabilities Catalog (CVE-2022-1096) を追加
      CVSS による深刻度：内容を更新

公表日2022/07/29
登録日2022/08/02
最終更新日2024/06/13