【活用ガイド】

JVNDB-2022-002111

Inductive Automation 製 Ignition における XML 外部エンティティ参照の不適切な制限の脆弱性

概要

Inductive Automation が提供する Ignition は、産業制御システム向けのプラットフォームです。Ignition には、次の脆弱性が存在します。

　* XML外部エンティティ参照の不適切な制限 (CWE-611) - CVE-2022-1704
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Inductive Automation
  • Ignition 8.1 から 8 .1.9 より前のバージョン
  • Ignition 7.9 系の 7.9.21 より前のバージョン

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

　* 遠隔の高権限ユーザによって、バックアップのリストア中にXXE攻撃を実行され、機密情報を窃取される - CVE-2022-1704
対策

[アップデートする]
開発者は、アップデートを提供しています。
詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。
ベンダ情報

Inductive Automation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. XML 外部エンティティ参照の不適切な制限(CWE-611) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-1704
参考情報

  1. JVN : JVNVU#98676120
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-1704
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-22-207-01
更新履歴

  • [2022年07月29日]
      掲載
  • [2022年08月08日]
      影響を受けるシステム：内容を更新
  • [2024年06月14日]
      CVSS による深刻度：内容を更新
      参考情報：National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2022-1704) を追加

公表日2022/07/27
登録日2022/07/29
最終更新日2024/06/14