【活用ガイド】

JVNDB-2022-001958

CAMS for HIS の通信の設計に不備

概要

横河電機株式会社が提供する CAMS for HIS には、通信の設計に不備が存在します。

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者および ICS-CERT との調整を行いました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.9 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


横河電機株式会社
  • B/M9000 VP R6.01.01 から R8.03.01 まで
  • CENTUM VP R4.01.00 から R4.03.00 まで (CAMS 機能を使用している場合)
  • CENTUM VP R5.01.00 から R5.04.20 まで、R6.01.00 から R6.09.00 まで (CAMS 機能の使用有無を問わず影響を受ける CENTUM シリーズ)
  • Exaopc R3.72.00 から R3.80.00 まで (NTPF100-S6「CENTUM VP 用 CAMS for HIS 対応」をインストールしている場合)
  • B/M9000 CS R5.04.01 から R5.05.01 まで
  • CENTUM CS 3000 R3.08.10 から R3.09.00 まで (LHS4800(CAMS for HIS)をインストールしている場合)
  • CENTUM CS 3000 Small R3.08.10 から R3.09.00 まで (LHS4800(CAMS for HIS)をインストールしている場合)
  • CENTUM VP Basic R4.01.00 から R4.03.00 まで (CAMS 機能を使用している場合)
  • CENTUM VP Basic R5.01.00 から R5.04.20 まで、R6.01.00 から R6.09.00 まで (CAMS 機能の使用有無を問わず影響を受ける CENTUM シリーズ)
  • CENTUM VP Small R4.01.00 から R4.03.00 まで (CAMS 機能を使用している場合)
  • CENTUM VP Small R5.01.00 から R5.04.20 まで、R6.01.00 から R6.09.00 まで (CAMS 機能の使用有無を問わず影響を受ける CENTUM シリーズ)

詳しくは、開発者が提供する情報をご確認ください。
想定される影響

本脆弱性が悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

* 当該製品がインストールされたコンピューターにアクセス可能な攻撃者によって、当該コンピューターに格納されているアカウントおよびパスワードが取得される。その結果、別の CAMS for HIS が管理するデータが漏洩したり、改ざんされたりする。
* アカウントおよびパスワードを取得した攻撃者により別の CAMS for HIS においてリソース枯渇を引き起こされ、CAMS for HIS の機能を停止させられる。
対策

[マイグレーションを行う]
次の CENTUM シリーズは、保守期間終了製品のため対策パッチは提供されません。最新の CENTUM VP へのマイグレーションを行う必要があります。

* CENTUM CS 3000、CENTUM CS 3000 Small
R3.08.10 から R3.09.00 まで
* CENTUM VP、CENTUM VP Small、CENTUM VP Basic
R4.01.00 から R4.03.0 まで
R5.01.00 から R5.04.20 まで

[アップデートした上で最新のパッチを適用する]
次の CENTUM VP シリーズの場合は、R6.09.00 へアップデートした上で、パッチ (R6.09.03) を適用してください。

* CENTUM VP、CENTUM VP Small、CENTUM VP Basic
R6.01.00 から R6.09.00 まで

次のバージョンの Exaopc の場合は、R3.80.00 へアップデートした上で、パッチ (R3.80.01) を適用してください。

* Exaopc
R3.72.00 から R3.80.0 まで

開発者によると、B/M9000 CS および B/M9000 VP 自体は本脆弱性の影響を受けないが、一緒にインストールされる CENTUM VP シリーズに本脆弱性が存在しており、CENTUM VP シリーズをアップデートする場合は、B/M9000 CS および B/M9000 VP も、適切なバージョンにアップデートする必要があるとのことです。

詳しくは、開発者が提供する情報をご覧ください。
ベンダ情報

横河電機株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-30707
参考情報

  1. JVN : JVNVU#92819891
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-22-174-02
更新履歴

  • [2022年06月23日]
      掲載
  • [2022年06月28日]
      参考情報:ICS-CERT ADVISORY (ICSA-22-174-02) を追加