【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2022-001953

Growi における不十分なパスワード強度の脆弱性

概要

株式会社 WESEEK が提供する GROWI には、不十分なパスワード強度の脆弱性(CWE-521、CVE-2022-1236)が存在します。

この脆弱性情報は、418sec が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者への調整を仲介しました。その後 418sec と開発者が調整を行い、製品利用者への周知を目的に JVN での公表に至りました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


株式会社WESEEK
  • GROWI v5.0.0 より前のバージョン

想定される影響

当該製品のユーザが強度の弱いパスワードを設定している場合、パスワード総当たり攻撃により不正にログインされユーザのデータにアクセスされる可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、次の修正済バージョンにアップデートしてください。
新規ユーザ登録の際に、より長いパスワードを要求するように修正されています。

 * GROWI v5.0.0 あるいはそれ以降(v5 系)
ベンダ情報

株式会社WESEEK
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 脆弱なパスワードの要求(CWE-521) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-1236
参考情報

  1. JVN : JVNVU#96438711
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-1236
  3. 関連文書 : Weak Password Requirements in weseek/growi
更新履歴

  • [2022年06月15日]
      掲載