【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2022-001795

QNAP 製ネットワークビデオレコーダー製品にコマンドインジェクションの脆弱性

概要

QNAP Systems が提供するネットワークビデオレコーダー(NVR)である VioStar シリーズには、コマンドインジェクションの脆弱性(CVE-2022-27588、CWE-77)が存在します。

この脆弱性情報は、下記の方が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社ゼロゼロワン 早川 宙也 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


QNAP Systems
  • NVR VioStarシリーズ

想定される影響

遠隔の攻撃者によりシステム上で任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性を修正した以下のバージョンを提供しています。

 * QVR 5.1.6 build 20220401
ベンダ情報

QNAP Systems
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コマンドインジェクション(CWE-77) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-27588
参考情報

  1. JVN : JVNVU#95992089
更新履歴

  • [2022年05月12日]
      掲載