【活用ガイド】

JVNDB-2022-001495

Modbus Tools 製 Modbus Slave にスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Modbus Tools 社が提供する Modbus Slave は、PLC プログラミングシミュレーションツールです。Modbus Slave には、スタックベースのバッファオーバーフロー(CWE-121、CVE-2022-1068)の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Modbus Tools
  • Modbus Slave Version 7.4.2 およびそれ以前

想定される影響

第三者によってレジストリキーとして長い文字列を入力されると、プログラムがクラッシュさせられる可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性を修正した次のバージョンをリリースしています。

 * Modbus Slave Version 7.4.3 およびそれ以降
ベンダ情報

Modbus Tools
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. スタックベースのバッファオーバーフロー(CWE-121) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-1068
参考情報

  1. JVN : JVNVU#97143079
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-22-088-04
更新履歴

  • [2022年03月31日]
      掲載