【活用ガイド】

JVNDB-2022-001478

Apache HTTP Server におけるランダムメモリ領域を読み取られる脆弱性

概要

Apache HTTP Server には、ランダムメモリ領域を読み取られ、プロセスをクラッシュされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache HTTP Server 2.4.52 およびそれ以前
日本電気
  • ActSecure ポータル
  • CONNEXIVE PF V7.0
  • SpoolServer/ReportFiling
  • WebOTX Application Server Express 9.3 から 10.4
  • WebOTX Application Server Standard 9.3 から 10.4
  • WebOTX Application Server Enterprise 9.3 から 9.6
  • WitchyMail
日立
  • 日立高信頼サーバ RV3000

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

巧妙に細工されたリクエストボディを介して、ランダムメモリ領域を読み取られ、プロセスをクラッシュされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation 日本電気
  • NEC製品セキュリティ情報 : NV22-010
日立
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な初期化(CWE-665) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-22719
参考情報

  1. JVN : JVNVU#99602154
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-22719
  3. 関連文書 : CVE-2022-22719: Apache HTTP Server: mod_lua Use of uninitialized value of in r:parsebody
更新履歴

  • [2022年03月23日]
      掲載
  • [2022年08月09日]
      影響を受けるシステム：ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報：日本電気 (NV22-010) を追加
  • [2022年09月26日]
      影響を受けるシステム：ベンダ情報 (NV22-010) の更新に伴い内容を更新
  • [2022年12月13日]
      影響を受けるシステム：ベンダ情報 (NV22-010) の更新に伴い内容を更新
  • [2023年03月29日]
      影響を受けるシステム：ベンダ情報 (NV22-010) の更新に伴い内容を更新
  • [2023年06月29日]
      影響を受けるシステム：ベンダ情報 (NV22-010) の更新に伴い内容を更新
  • [2023年12月12日]
      影響を受けるシステム：ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報：日立 (hitachi-sec-2023-217) を追加

公表日2022/03/14
登録日2022/03/23
最終更新日2023/12/12