【活用ガイド】

JVNDB-2022-001374

GE Digital 製 Proficy CIMPLICITY における不適切な権限管理の脆弱性

概要

GE Digital 社が提供する Proficy CIMPLICITY は、HMI および SCADA プラットフォームです。Proficy CIMPLICITY には、不適切な権限管理の脆弱性(CWE-269、CVE-2022-23921)が存在します。
なお開発者によると、システムが本脆弱性の影響を受けるのは、次の条件をすべて満たす場合に限られるとのことです。

 * 攻撃者が CIMPLICITY を実行しているマシンにログインできる
 * CIMPLICITY サーバがプロジェクトを実行していない
 * CIMPLICITY サーバが複数プロジェクトのライセンスを所持している
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


GE デジタル
  • Proficy CIMPLICITIY v11.1およびそれ以前のバージョン

想定される影響

当該製品にログイン可能なローカルのユーザによって権限を昇格され、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。
詳細については、開発者が提供する情報を参照してください。

ベンダ情報

GE デジタル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な権限管理(CWE-269) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-23921
参考情報

  1. JVN : JVNVU#97325177
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2022-23921
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-22-053-01
更新履歴

  • [2022年02月25日]
      掲載