【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2022-001087

GROWI におけるユーザ制御の鍵による認証回避の脆弱性

概要

株式会社 WESEEK が提供する GROWI には、ユーザ制御の鍵による認証回避の脆弱性(CWE-639、CVE-2021-3852)が存在します。

この脆弱性情報は、huntr が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者への調整を仲介し、その後 huntr と開発者が調整を行い、製品利用者への周知を目的に JVN での公表に至りました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.3 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
影響を受けるシステム


株式会社WESEEK
  • GROWI v4.4.7 およびそれ以前

想定される影響

認証のない遠隔の攻撃者が認証を回避し、ユーザーのコメントを削除する可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、次の修正済バージョンにアップデートしてください。

 * GROWI v4.4.8 およびそれ以降

ベンダ情報

株式会社WESEEK
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. ユーザ制御の鍵による認証回避(CWE-639) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-3852
参考情報

  1. JVN : JVNVU#94151526
  2. 関連文書 : Authorization Bypass Through User-Controlled Key in weseek/growi
  3. 関連文書 : VDB-190179 (GROWI AUTHORIZATION)
更新履歴

  • [2022年01月24日]
      掲載