【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2022-000076

GROWI におけるアクセス制限不備の脆弱性

概要

株式会社WESEEK が提供する GROWI には、アクセス制限不備の脆弱性 (CWE-284) が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 三井物産セキュアディレクション株式会社 山本健太 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


株式会社WESEEK
  • GROWI v5.1.4 より前のバージョン(v5系)
  • GROWI v4.5.25 より前のバージョン(v4系)

想定される影響

ログイン可能なユーザによって、他ユーザが非公開に設定したページのマークダウンデータをダウンロードされる可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、次の修正済バージョンにアップデートしてください。
・GROWI v5.1.4 あるいはそれ以降(v5系)
・GROWI v4.5.25 あるいはそれ以降(v4系)
ベンダ情報

株式会社WESEEK
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-41799
参考情報

  1. JVN : JVN#00845253
更新履歴

  • [2022年10月07日]
      掲載
  • [2022年10月14日]
      ベンダ情報:株式会社WESEEK (GROWI 脆弱性対応のお知らせ (JVN#00845253)) を追加