【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2022-000037

Spring Security OAuth (spring-security-oauth2) におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

VMWare, Inc. が提供する Spring Security OAuth (spring-security-oauth2) には、リソースの枯渇に起因するサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性 (CWE-400) が存在します。
なお、本製品はすでに使用が非推奨とされており、後継製品として Spring Security が開発されています。Spring Security においても、本脆弱性と同様の脆弱性が CVE-2021-22119 として報告されていることに留意してください。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者: Macchinetta/TERASOLUNAフレームワーク開発チーム:NTTデータ、NTTコムウェア、NTT

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


VMware
  • Spring Security OAuth (spring-security-oauth2) 2.5.1 およびそれ以前

想定される影響

Spring Security OAuth (spring-security-oauth2) を使用して OAuth クライアント機能を提供しているウェブサイトが、サービス運用妨害 (DoS) の被害を受ける可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。
ベンダ情報

VMware 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-22969
参考情報

  1. JVN : JVN#15317878
更新履歴

  • [2022年05月20日]
      掲載