【活用ガイド】

JVNDB-2021-021050

複数のアップル製品における解放済みメモリの使用に関する脆弱性

概要

iPadOS、iOS、macOS 等複数のアップル製品には、解放済みメモリの使用に関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • iOS 15.1 未満
  • iPadOS 15.1 未満
  • macOS 12.0.1 未満
  • tvOS 15.1 未満
  • watchOS 8.1 未満

想定される影響

情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT212867
  • Apple Security Updates : HT212869
  • Apple Security Updates : HT212874
  • Apple Security Updates : HT212876
  • Apple セキュリティアップデート : HT212867
  • Apple セキュリティアップデート : HT212869
  • Apple セキュリティアップデート : HT212874
  • Apple セキュリティアップデート : HT212876
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-30886
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-30886
更新履歴

  • [2024年07月17日]
      掲載