【活用ガイド】

JVNDB-2021-014233

PHP における境界外書き込みに関する脆弱性

概要

PHP には、境界外書き込みに関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.0 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux
Fedora Project
  • Fedora
NetApp
  • Clustered Data ONTAP Antivirus Connector
The PHP Group
  • PHP 7.3.31 およびそれ以前の 7.3.x
  • PHP 7.4.25 未満の 7.4.x
  • PHP 8.0.12 未満の 8.0.x
オラクル
  • Oracle Communications Diameter Signaling Router (DSR)

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian Fedora Project NetApp The PHP Group オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外書き込み(CWE-787) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-21703
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-21703
  2. 関連文書 : CVE-2021-21703: PHP-FPM 5.3.7 <= 8.0.12 Local Root
更新履歴

  • [2022年10月04日]
      掲載