【活用ガイド】

JVNDB-2021-010821

GNU C Library における NULL ポインタデリファレンスに関する脆弱性

概要

GNU C Library (別名 glibc) には、 NULL ポインタデリファレンスに関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Fedora Project
  • Fedora
GNU Project
  • GNU C Library 2.34 まで

想定される影響

情報を取得される、および情報を改ざんされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fedora Project GNU Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. NULL ポインタデリファレンス(CWE-476) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-38604
参考情報

  1. JVN : JVNVU#99464755
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-38604
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-23-166-10
更新履歴

  • [2022年07月08日]
      掲載
  • [2023年06月16日]
      参考情報:JVN (JVNVU#99464755) を追加
      ICS-CERT-ADVISORY (ICSA-23-166-10) を追加