【活用ガイド】

JVNDB-2021-008264

libslirp における初期化されていないポインタのアクセスに関する脆弱性

概要

libslirp には、初期化されていないポインタのアクセスに関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 3.8 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux
Fedora Project
  • Fedora
libslirp project
  • libslirp 4.6.0 未満
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian Fedora Project libslirp project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 初期化されていないポインタのアクセス(CWE-824) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-3595
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-3595
  2. 関連文書 : GLSA 202107-44 (Multiple vulnerabilities have been found in libslirp, the worst of which could result in a Denial of Service condition.)
更新履歴

  • [2022年03月10日]
      掲載