【活用ガイド】

JVNDB-2021-007598

Jakarta Expression Language における言語構文の表現に使用される特殊な要素の不適切な無効化に関する脆弱性

概要

Jakarta Expression Language には、言語構文の表現に使用される特殊な要素の不適切な無効化に関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Eclipse Foundation
  • Jakarta Expression Language 3.0.3 およびそれ以前
Quarkus
  • Quarkus
日立
  • Hitachi Ops Center Common Services

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

情報を改ざんされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Eclipse Foundation Quarkus 日立
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 言語構文の表現に使用される特殊な要素の不適切な無効化(CWE-917) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-28170
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-28170
  2. 関連文書 : GHSL-2020-021: Bypass input sanitization of EL expressions in Eclipse-EE4J
更新履歴

  • [2022年02月17日]
      掲載
  • [2022年11月02日]
      影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報:日立 (hitachi-sec-2022-136) を追加