【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2021-006026

TP-Link 製 TL-WR802N V4 (JP) における OS コマンドインジェクション

概要

TP-Link が提供する Wi-Fi ルータ TL-WR802N のハードウェアバージョン V4 (JP) 向けファームウェアには OS コマンドインジェクションの脆弱性 (CWE-78) が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.2 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.5 (危険) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


TP-LINK Technologies
  • TL-WR802N ファームウェア V4(JP) 向けファームウェア 211202 より前のバージョン

想定される影響

当該製品の web インタフェースにログインできるユーザが、ファームウェアのデザイン上想定されていない OS コマンドを実行する可能性があります。
対策

[ファームウェアをアップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートしてください。

開発者は、本脆弱性への対策を行ったバージョン 211202 をリリースしています。
ベンダ情報

TP-LINK Technologies
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-4144
参考情報

  1. JVN : JVNVU#94883311
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-4144
  3. 関連文書 : TP-Link TL-WR802N V4(JP) Command Injection Exploit (CVE-2021-4144)
更新履歴

  • [2021年12月24日]
      掲載