【活用ガイド】

JVNDB-2021-005753

三菱電機製 GX Works2 における長さパラメータの不整合時の不適切な取り扱いに関する脆弱性

概要

三菱電機株式会社が提供する GX Works2 には、長さパラメータの不整合時の不適切な取り扱いに関する脆弱性(CWE-130、CVE-2021-20608)が存在します。

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


三菱電機
  • GX Works2 Ver.1.606G およびそれ以前

影響を受けるバージョンの確認の方法等詳細については、開発者が提供する情報をご確認ください。
想定される影響

遠隔の第三者によって細工された不正なパケットを三菱電機製シーケンサへ送信され、改ざんされたシーケンサ内のプログラムファイルを GX Works2 が読み込むと、GX Works2 がサービス運用妨害(DoS)状態となる可能性があります。
開発者によると、本脆弱性によるシーケンサの誤動作は発生しないとのことです。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、Ver.1.610L およびそれ以降にアップデートしてください。
アップデートは、こちらから入手してください。

[ワークアラウンドを実施する]
次の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

 * 制御システムデバイスやシステムのネットワークへの接続を制限し、信頼できないネットワークやホストからアクセスできないようにする
 * 制御システムネットワークとリモートデバイスをファイアウォールで防御し、OAネットワークから分離する
 * 三菱電機製シーケンサへのリモートアクセスが必要な場合は、仮想プライベートネットワーク(VPN)等を使用する

詳しくは、開発者が提供する情報をご確認ください。
ベンダ情報

三菱電機
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. レングスパラメーターの不整合による不適切な処理(CWE-130) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-20608
参考情報

  1. JVN : JVNVU#93019896
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-20608
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-21-350-04
更新履歴

  • [2021年12月17日]
      掲載
  • [2021年12月24日]
      参考情報:ICS-CERT ADVISORY (ICSA-21-350-04) を追加