【活用ガイド】

JVNDB-2021-004749

複数の製品における OS コマンドインジェクションの脆弱性

概要

MariaDB、Percona Server、wsrep パッチには、OS コマンドインジェクションの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.2 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux
GALERA CLUSTER
  • wsrep 2021/03/03 まで
MariaDB Corporation Ab.
  • MariaDB 10.2.37 未満の 10.2
  • MariaDB 10.3.28 未満の 10.3
  • MariaDB 10.4.18 未満の 10.4
  • MariaDB 10.5.9 未満の 10.5
Percona
  • Percona Server 2021/03/03 まで

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian GALERA CLUSTER MariaDB Corporation Ab. Percona
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-27928
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-27928
  2. 関連文書 : MariaDB 10.2 Command Execution
更新履歴

  • [2021年11月29日]
      掲載