【活用ガイド】

JVNDB-2021-002808

curl におけるスプーフィングによる認証回避に関する脆弱性

概要

curl には、スプーフィングによる認証回避に関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 3.7 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Broadcom
  • Fabric Operating System
Debian
  • Debian GNU/Linux
Fedora Project
  • Fedora
Haxx
  • libcurl 7.63.0 から 7.75.0
NetApp
  • NetApp HCI Management Node
  • NetApp SolidFire
  • NetApp HCI Storage Node
日立
  • JP1/Automatic Job Management System 3 - Manager
  • JP1/Automatic Job Management System 3 - Agent
  • JP1/Automatic Job Management System 3 - Agent Minimal Edition

想定される影響

情報を改ざんされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Broadcom Debian Fedora Project Haxx NetApp 日立
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. スプーフィングによる認証回避(CWE-290) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-22890
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-22890
更新履歴

  • [2021年07月21日]
      掲載