【活用ガイド】

JVNDB-2021-002348

Hitachi ABB Power Grids 製 System Data Manager における重要な情報の平文保存の脆弱性

概要

Hitachi ABB Power Grids 社が提供する System Data Manager には、重要な情報の平文保存(CWE-312、CVE-2021-35526)の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.3 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム

以下のバージョンの System Data Manager が影響を受けます。

日立エナジー (旧 日立ABBパワーグリッド)
  • SDM600 1.2 FP2 HF6 (Build Nr. 1.2.14002.257) より前のすべてのバージョン

想定される影響

当該製品は、バックアップファイルを暗号化していないため、第三者によって、バックアップファイルを変更され、システム構成ファイルの上書きにより、特権を取得される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。

 * SDM600 1.2 FP2 HF6 (Build Nr. 1.2.14002.257) およびそれ以降

最新版は、product website からダウンロードできます。開発者は、作成済みのバックアップを安全な場所に移動することを推奨しています。

[ワークアラウンドを実施する]
開発者は次のワークアラウンドの適用を推奨しています。
 * SDM600 関連リソースへのアクセス許可とアクセスに、最小特権の原則を実装する
 * SDM600 セキュリティ展開ガイドラインおよびファイアウォール構成に従って、以下のような方法で外部からの攻撃からプロセス制御ネットワークを保護する
   * 担当者以外のアクセスを物理的に防ぐ
   * インターネットに直接接続しない
   * ファイアウォールで、公開ポートを最小限にして他のネットワークから分離する
   * インターネット上の Web サイトの閲覧、インスタントメッセージ、電子メールの受信等に使用しない

 * ポータブルコンピュータやリムーバブルストレージメディアは、制御システムに接続する前にウイルススキャンを行う
ベンダ情報

日立エナジー (旧 日立ABBパワーグリッド)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 重要な情報の平文保存(CWE-312) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-35526
参考情報

  1. JVN : JVNVU#94275152
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-35526
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-21-250-02
更新履歴

  • [2021年09月09日]
      掲載