【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2021-002282

Navigate CMS における複数の脆弱性

概要

Navigate CMS は、Naviwebs S.C. が提供するオープンソースのコンテンツ管理システム (CMS) です。
Navigate CMS には、次の複数の脆弱性が存在します。

 * Help 機能における反射型クロスサイトスクリプティング (CWE-79)
 * 反射型クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2021-36454
 * SQL インジェクション (CWE-89) - CVE-2021-36455

この脆弱性情報は、次の方が製品開発者に直接報告し製品開発者との調整を経て、製品利用者への周知を目的に JVN での公表に至りました。
報告者: VNCERT/CC Duong Xuan Hiep (Hydrasky) 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
※上記は、CVE-2021-36455 の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値:6.1 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2021-36454 の評価になります。
影響を受けるシステム


Naviwebs S.C.
  • Navigate CMS version 2.9.3 およびそれ以前

想定される影響

想定される影響は脆弱性により異なりますが、次のような可能性があります。

 * ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトが実行される
 * アクセス権限のないユーザによって、データベースに保存された情報が取得されたり、改ざんされたり、削除されたりする

詳しくは、開発者が提供する情報をご確認ください。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。

ベンダ情報

Naviwebs S.C.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [その他]
  2. SQLインジェクション(CWE-89) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-36454
  2. CVE-2021-36455
参考情報

  1. JVN : JVNVU#95261759
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-36454
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-36455
更新履歴

  • [2021年08月20日]
      掲載