【活用ガイド】

JVNDB-2021-002281

ThroughTek 製 Kalay P2P SDK におけるアクセス制限不備の脆弱性

概要

Kalay P2P Software Development Kit (SDK) は、インターネット経由でオーディオストリームやビデオストリームにアクセスするための機能を提供する、ThroughTek 社製の開発キットです。
Kalay P2P Software Development Kit (SDK) には、アクセス制限不備 (CWE-284、CVE-2021-28372) の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.6 (緊急) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.6 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム

Kalay P2P Software Development Kit(SDK)の以下のバージョンが影響を受けます。

ThroughTek Co., Ltd.
  • P2P Software Development Kit v3.1.5 およびそれ以前
  • P2P Software Development Kit nossl タグが付いた SDK バージョン
  • P2P Software Development Kit IOTC への接続に AuthKey を使用しないデバイスのファームウェア
  • P2P Software Development Kit DTLS を有効にしないで AVAPI モジュールを使用するデバイスのファームウェア
  • P2P Software Development Kit P2PTunnel または RDT モジュールを使用するデバイスのファームウェア

想定される影響

遠隔の第三者によって、カメラフィードのような機微な情報にアクセスされたり、任意のコードを実行されたりする可能性があります。
対策

[アップグレートする]
SDK が v3.1.10 より前の場合、開発者はライブラリを v3.3.1.0 または v3.4.2.0 にアップグレードし、Authkey と DTLS を有効にすることを推奨しています。

[ワークアラウンドを実施する]
SDK が v3.1.10 およびそれ以降の場合、開発者は Authkey と DTLS を有効にすることを推奨しています。
ベンダ情報

ThroughTek Co., Ltd.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切なアクセス制御(CWE-284) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-28372
参考情報

  1. JVN : JVNVU#92334702
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-28372
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-21-229-01
  4. 関連文書 : Mandiant Discloses Critical Vulnerability Affecting Millions of IoT Devices
更新履歴

  • [2021年08月19日]
      掲載