【活用ガイド】

JVNDB-2021-002271

Cognex 製 In-Sight OPC Server に信頼できないデータのデシリアライゼーションの脆弱性

概要

Cognex が提供する In-Sight OPC Server には、信頼できないデータをデシリアライズする脆弱性 (CWE-502、CVE-2021-32935) が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Cognex
  • In-Sight OPC Server v5.7.4 (96) およびそれ以前

想定される影響

遠隔の第三者によって、システムレベルパーミッションのコマンドにアクセスされたり、ローカルの権限を昇格されたりする可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者は Version 5.9.2 およびそれ以降をインストールすること推奨しています。
ベンダ情報

Cognex
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 信頼できないデータのデシリアライゼーション(CWE-502) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-32935
参考情報

  1. JVN : JVNVU#97245059
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-21-224-01
更新履歴

  • [2021年08月16日]
      掲載