【活用ガイド】

JVNDB-2021-002042

Oracle Java SE における JNDI に関する脆弱性

概要

Oracle Java SE には、JNDI に関する処理に不備があるため、可用性に影響のある脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 3.7 (注意) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


オラクル
  • JDK 7 Update 301
  • JRE 7 Update 301

想定される影響

リモートの攻撃者により、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃が行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-2432
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-2432
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : Oracle Java の脆弱性対策について(CVE-2021-2388等)
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2021-0032
更新履歴

  • [2021年07月30日]
      掲載