【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2021-002005

トレンドマイクロ製 InterScan Web Security シリーズにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

トレンドマイクロ株式会社から、InterScan Web Security シリーズ向けのアップデートが公開されました。

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


トレンドマイクロ
  • TrendMicro InterScan Web Security Suite 6.5 Linux 版
  • TrendMicro InterScan Web Security Virtual Appliance 6.5

想定される影響

反射型クロスサイトスクリプティングによって、任意のウェブサイトにリダイレクトされる可能性があります。
詳細については開発者が提供するアドバイザリを参照してください。
対策

[パッチを適用する]

トレンドマイクロ株式会社が提供する情報をもとにパッチを適用してください。

[ワークアラウンドを実施する]

回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
詳しくは、トレンドマイクロ株式会社が提供する情報をご確認ください。
ベンダ情報

トレンドマイクロ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-31521
参考情報

  1. JVN : JVNVU#94115268
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-31521
更新履歴

  • [2021年07月19日]
      掲載