【活用ガイド】

JVNDB-2021-001883

Thales 製 Sentinel LDK Run-Time Environment における不十分なアンインストール処理の脆弱性

概要

Thales 社が提供する Sentinel LDK Run-Time Environment には、アンインストール時に当該製品で利用しているポートを開放したままにする脆弱性が存在します。

Thales 社が提供する Sentinel LDK Run-Time Environment は、インストール時に「Sentinel License Manager」という名前のファイアウォールルールを追加します。当該ルールは 1947/TCP ポートに対して、プライベートネットワークからの受信、接続を許可するものです。当該製品は、アンインストール時に 1947/TCP ポートの閉鎖に失敗し、開放した状態になる脆弱性 (CWE-459、CVE-2021-32928) が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.6 (緊急) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム

下記バージョンの製品を利用している、または既にアンインストールした環境に影響があります。

Thales Group
  • Sentinel LDK Run-Time Environment Versions 7.6 およびそれ以前

想定される影響

遠隔の第三者によって、システムへ接続される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートしてください。

[適切なオプションでアンインストールを行う]
当該製品の利用を停止する場合は、「purge option」を選択してアンインストールしてください。

[1947/TCP ポートを閉鎖する]
当該製品をすでにアンインストールしている場合は、1947/TCP ポートの閉鎖を行ってください。
また開発者は、当該ポートに対して、IDS/IPSによる保護を行うことを推奨しています。
ベンダ情報

Thales Group
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不完全なクリーンアップ(CWE-459) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-32928
参考情報

  1. JVN : JVNVU#95634783
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-32928
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-21-159-06
更新履歴

  • [2021年06月11日]
      掲載