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JVNDB-2021-001756
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urllib3 における、正規表現を用いたサービス運用妨害 (ReDoS) の脆弱性
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urllib3 には、正規表現を用いたサービス運用妨害 (ReDoS) の脆弱性が存在します。
urllib3 は Python で用いられる HTTP クライアントモジュールです。urllib3 には、不正な URL を評価する正規表現の処理中に長大なバックトラックが発生し、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性 (CWE-400, CVE-2021-33503) が存在します。
この脆弱性情報は、次の方が製品開発者に直接報告し、製品開発者との調整を経て、製品利用者への周知を目的に JVN での公表に至りました。
報告者: NTTセキュアプラットフォーム研究所 千田 忠賢 氏
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 5.3 (警告) [IPA値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 部分的
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Python Software Foundation
- urllib3 v1.26.5 より前のバージョン
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遠隔の第三者によって、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受ける可能性があります。
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[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに修正版へアップデートしてください。
本脆弱性を修正した v1.26.5 がリリースされています。
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Python Software Foundation
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- リソースの枯渇(CWE-400) [IPA評価]
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- CVE-2021-33503
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- JVN : JVNVU#92413403
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-33503
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