JVNDB-2021-001560
|
複数の Rockwell Automation 製品に中間者攻撃が可能な脆弱性
|
Rockwell Automation 社が提供する Micro800 および MicroLogix 1400 には、中間者攻撃が可能となる脆弱性 (CWE-300、CVE-2021-32926) が存在します。
|
CVSS v3 による深刻度 基本値: 6.1 (警告) [その他]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 高
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 要
- 影響の想定範囲: 変更あり
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 部分的
|
|
Rockwell Automation
- Micro800 ファームウェア すべてのバージョン
- MicroLogix 1400 ファームウェア Version 21 およびそれ以降(Enhanced Password Security を有効にしている場合)
|
|
ネットワーク上の第三者によりユーザのパスワード変更リクエストが傍受され、さらにリクエスト内の正規のハッシュ値が不正な値に置き換えられることにより、正規のユーザが認証できなくなり、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
|
[ワークアラウンドを実施する]
Rockwell Automation 社は以下の回避策の実施を推奨しています。
* コントローラーのパスワード設定と更新を信頼できるネットワーク内で実施する
* 適切なネットワークセグメンテーションとセキュリティ制御の施策を実施し、当該製品を利用するネットワークへのアクセスを制限する
その他、Rockwell Automation 社が提供する情報に従って対処してください。
|
Rockwell Automation
|
- 中間者の問題(CWE-300) [その他]
|
- CVE-2021-32926
|
- JVN : JVNVU#99402132
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-32926
- ICS-CERT ADVISORY : ICSA-21-145-02
|
|