【活用ガイド】

JVNDB-2021-001268

複数の Microsoft 製品におけるメモリ破損の脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer 9、11、Microsoft Edge には、メモリ破損の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Edge (EdgeHTML-based)
  • Microsoft Internet Explorer 11
  • Microsoft Internet Explorer 9

想定される影響

メモリを破損される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-26411
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-26411
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2021年3月)
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2021-0013
  4. CISA Known Exploited Vulnerabilities Catalog : CVE-2021-26411
更新履歴

  • [2021年03月22日]
      掲載