【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2021-000083

EC-CUBE 用プラグイン「注文ステータス一括変更プラグイン」におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

株式会社アクティブフュージョンズが提供する EC-CUBE 用プラグイン「注文ステータス一括変更プラグイン」には、クロスサイトスクリプティング (CWE-79) の脆弱性が存在します。
EC-CUBE の管理画面において、特定の操作を実行する際に任意のスクリプトが実行されます。

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


株式会社アクティブフュージョンズ
  • 注文ステータス一括変更プラグイン EC-CUBE 3.0 用 すべてのバージョン

想定される影響

当該製品で作成された EC サイトにおいて、攻撃者によって特定の入力欄にスクリプトを入力された場合、EC サイト管理者のウェブブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性があります。
対策

[製品の使用を停止する]
開発者によると、当該プラグインの開発・サポートは既に終了しているため、恒久的な対策として当該プラグインの使用を停止してください。
ベンダ情報

株式会社アクティブフュージョンズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-20828
参考情報

  1. JVN : JVN#23406150
更新履歴

  • [2021年09月16日]
      掲載