【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2021-000050

GROWI における複数の脆弱性

概要

株式会社WESEEK が提供する GROWI には、次の複数の脆弱性が存在します。
・NoSQL インジェクション (CWE-943) - CVE-2021-20736
・認証不備 (CWE-287) - CVE-2021-20737
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.3 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
※上記は、CVE-2021-20736の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2021-20737の評価になります。
影響を受けるシステム


株式会社WESEEK
  • GROWI v4.2.20 より前のバージョン

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
・当該製品にアクセス可能なユーザによって、データベース内の情報を窃取されたり、改ざんされたりする - CVE-2021-20736
・当該製品にログイン可能なユーザによって、本来アクセス権限のないページを参照される - CVE-2021-20737
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性を修正した v4.2.20 をリリースしています。

なお開発者によると、v3系およびそれ以前のバージョンはすでにサポートを終了しており対策版をリリースしないため、v4.2系へのバージョンアップを推奨するとのことです。
ベンダ情報

株式会社WESEEK
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [IPA評価]
  2. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-20736
  2. CVE-2021-20737
参考情報

  1. JVN : JVN#95457785
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-20736
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-20737
更新履歴

  • [2021年06月14日]
      掲載