【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2021-000015

FileZen における OS コマンドインジェクションの脆弱性

概要

株式会社ソリトンシステムズが提供する FileZen は、ファイル受け渡し専用アプライアンスです。FileZen には、OS コマンドインジェクション (CWE-78) の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.1 (緊急) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.0 (危険) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


株式会社ソリトンシステムズ
  • FileZen V3.0.0 から V4.2.7 までのバージョン
  • FileZen V5.0.0 から V5.0.2 までのバージョン

想定される影響

当該製品の管理者アカウントを取得した遠隔の第三者によって、任意の OS コマンドを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性を修正した次のファームウェアをリリースしています。
・FileZen V4.2.8
・FileZen V5.0.3

[ワークアラウンドを実施する]
次の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減できます。
開発者は当該製品に対し、以下の対策を実施することを推奨しています。
・初期管理者アカウント「admin」を無効化する
・システム管理者アカウントの ID および Password を変更する
・システム管理者アカウントに対し、インターネットからのログオンができないよう設定する

詳しくは開発者が提供する情報をご確認ください。
ベンダ情報

株式会社ソリトンシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2021-20655
参考情報

  1. JVN : JVN#58774946
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2021-20655
  3. IPA 重要なセキュリティ情報 : 「FileZen」における OS コマンドインジェクションの脆弱性について(JVN#58774946)
  4. JPCERT 緊急報告 : FileZenの脆弱性(CVE-2021-20655)に関する注意喚起
更新履歴

  • [2021年02月16日]
      掲載
  • [2021年02月17日]
      参考情報:IPA 重要なセキュリティ情報 (「FileZen」における OS コマンドインジェクションの脆弱性について (JVN#58774946)) を追加
  • [2021年03月05日]
       対策:内容を追記