【活用ガイド】

JVNDB-2020-016859

mariadb におけるコマンドインジェクションの脆弱性

概要

mariadb には、コマンドインジェクションの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.0 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux
GALERA CLUSTER
  • Galera Cluster for My SQL
MariaDB Corporation Ab.
  • MariaDB 10.1.47 未満
  • MariaDB 10.2.34 未満
  • MariaDB 10.3.25 未満
  • MariaDB 10.4.15 未満
  • MariaDB 10.5.6 未満
Percona
  • Percona XtraDB Cluster

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian GALERA CLUSTER MariaDB Corporation Ab. Percona
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コマンドインジェクション(CWE-77) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2020-15180
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-15180
  2. 関連文書 : Bug 1894919 (CVE-2020-15180) - CVE-2020-15180 mariadb: Insufficient SST method name check leading to code injection in mysql-wsrep
更新履歴

  • [2022年02月17日]
      掲載