【活用ガイド】

JVNDB-2020-014129

ImageMagick における有効期限後のメモリの解放の欠如に関する脆弱性

概要

ImageMagick には、有効期限後のメモリの解放の欠如に関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ImageMagick
  • ImageMagick 7.0.9-0 未満

想定される影響

サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ImageMagick
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 有効期限後のメモリの解放の欠如(CWE-401) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2020-27755
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-27755
  2. 関連文書 : Bug 1894232 (CVE-2020-27755) - CVE-2020-27755 ImageMagick: memory leaks in ResizeMagickMemory function in ImageMagick/MagickCore/memory.c
更新履歴

  • [2021年07月27日]
      掲載