【活用ガイド】

JVNDB-2020-009728

Schneider Electric 製 EcoStruxure Operator Terminal Expert に不適切な権限管理の脆弱性

概要

Schneider Electric 社が提供する EcoStruxure Operator Terminal Expert は、オートメーションシステム制御向けタッチスクリーン設定用ソフトウェアです。
EcoStruxure Operator Terminal Expert には、当該製品のランタイムソフトウェアによってインストールされたドライバーに起因する不適切な権限管理の脆弱性 (CWE-269) が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.4 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Schneider Electric
  • EcoStruxure Operator Terminal Expert Runtime 3.1 Service Pack 1A およびそれ以前がインストールされている次の機器 

   * legacy BIOS モードで動作している Windows PC
     * UEFI BIOS モードで動作している Windows PC は、この脆弱性の影響を受けません。
   * legacy BIOS モードで動作している Harmony iPC (HMIG5U, HMIG5U2)
想定される影響

ローカルの第三者によりワークステーション上で権限昇格され、本来実行が許可されていないコマンドを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。

* EcoStruxure Operator Terminal Expert 3.1 Service Pack 1B

[ワークアラウンドを実施する]
以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
* 信頼されたワークステーション上で、EcoStruxure Operator Terminal Expert を実行する
* Schneider Electric 社のベストプラクティスガイドライン (Recommended Cybersecurity Best Practices) に従ってセキュリティ対策を実施する
* UEFI BIOS モードで動作している Windows PC を使用する
  * Windows システム情報を取得するコマンド msinfo32.exe を実行することで BIOS モードの確認ができます

詳細はベンダが提供する情報を確認してください。
ベンダ情報

Schneider Electric
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な権限管理(CWE-269) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2020-7544
参考情報

  1. JVN : JVNVU#95940991
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-20-336-01
更新履歴

  • [2020年12月03日]
      掲載