JVNDB-2020-009310
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Macrium Software 製 Macrium Reflect に権限昇格の脆弱性
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Macrium Software 製 Macrium Reflect には、権限昇格の脆弱性があります。
Macrium Reflect は、OpenSSL コンポーネントを配置するためのフォルダを環境変数 OPENSSLDIR によって C:\openssl\ として指定しています。このフォルダは一般ユーザの権限で書き込みが可能ですが、当該製品においては SYSTEM 権限でプログラムが起動されるため、細工された openssl.cnf を配置されることにより、SYSTEM 権限で任意のコードを実行してしまう可能性があります。
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 低
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 高
- 完全性への影響(I): 高
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 全面的
- 完全性への影響(I): 全面的
- 可用性への影響(A): 全面的
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Macrium Software
- Macrium Reflect v7.3.5281 より前のバージョン
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当該製品がインストールされている Windows システムにおいて、SYSTEM 権限で任意のコードを実行される可能性があります。
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[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。
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Macrium Software
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- 不適切な初期化(CWE-665) [NVD評価]
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- CVE-2020-10143
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- JVN : JVNVU#90376567
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-10143
- US-CERT Vulnerability Note : VU#760767
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