【活用ガイド】

JVNDB-2020-008530

複数の Microsoft Windows 製品における権限昇格の脆弱性

概要

複数の Microsoft Windows 製品には、権限を昇格される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を「Netlogon の特権の昇格の脆弱性」として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 10.0 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows Server version 1903 (Server Core installation)
  • Microsoft Windows Server version 1909 (Server Core installation)
  • Microsoft Windows Server version 2004 (Server Core installation)
  • Microsoft Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems SP1
  • Microsoft Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems SP1 (Server Core installation)
  • Microsoft Windows Server 2012
  • Microsoft Windows Server 2012 (Server Core installation)
  • Microsoft Windows Server 2012 R2
  • Microsoft Windows Server 2012 R2 (Server Core installation)
  • Microsoft Windows Server 2016
  • Microsoft Windows Server 2016 (Server Core installation)
  • Microsoft Windows Server 2019
  • Microsoft Windows Server 2019 (Server Core installation)

想定される影響

攻撃者により、Netlogonリモートプロトコルを使用してドメインコントローラーへの脆弱な Netlogon セキュアチャネル接続を確立されることで、権限を昇格される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な権限管理(CWE-269) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2020-1472
参考情報

  1. JVN : JVNVU#95778184
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-1472
  3. IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2020年8月)
  4. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2020-0033
更新履歴

  • [2020年09月15日]
      掲載
  • [2020年09月18日]
      参考情報:JVN (JVNVU#95778184) を追加
  • [2020年10月05日]
      ベンダ情報:Microsoft(ZeroLogon is now detected by Microsoft Defender for Identity (CVE-2020-1472 exploitation))を追加
      ベンダ情報:Microsoft サポート(CVE-2020-1472 に関連する Netlogon セキュア チャネル接続の変更を管理する方法)を追加