【活用ガイド】

JVNDB-2020-007634

Thunderbird および Firefox におけるセキュリティ関連の処理に対するレスポンスの違いに起因する情報漏えいに関する脆弱性

概要

Thunderbird および Firefox には、セキュリティ関連の処理に対するレスポンスの違いに起因する情報漏えいに関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.2 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 77 未満
  • Mozilla Firefox ESR 68.9 未満
  • Mozilla Thunderbird 68.9.0 未満

想定される影響

情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. セキュリティ関連の処理に対するレスポンスの違いに起因する情報漏えい(CWE-203) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2020-12399
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-12399
更新履歴

  • [2020年08月19日]
      掲載