【活用ガイド】

JVNDB-2020-007232

Wildfly における信頼性のないデータのデシリアライゼーションに関する脆弱性

概要

Wildfly には、信頼性のないデータのデシリアライゼーションに関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • WildFly (旧 JBoss Application Server) 20.0.0 未満
日立
  • Hitachi Ops Center Common Services (海外販売のみ)

想定される影響

情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット 日立
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 信頼性のないデータのデシリアライゼーション(CWE-502) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2020-10740
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-10740
更新履歴

  • [2020年08月05日]
      掲載
  • [2020年12月15日]
      影響を受けるシステム:内容を更新
      ベンダ情報:Hitachi Software Vulnerability Information (hitachi-sec-2020-136) を追加
      ベンダ情報:ソフトウェア製品セキュリティ情報 (hitachi-sec-2020-136) を追加