【活用ガイド】

JVNDB-2020-006506

複数の IBM Aspera アプリケーションにおけるバッファエラーの脆弱性

概要

複数の IBM Aspera アプリケーションには、バッファエラーの脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を IBM X-Force ID: 180901 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Aspera Application Platform On Demand
  • IBM Aspera Faspex On Demand
  • IBM Aspera High-Speed Transfer Endpoint
  • IBM Aspera High-Speed Transfer Server
  • IBM Aspera High-Speed Transfer Server for Cloud Pak for Integration
  • IBM Aspera Proxy Server
  • IBM Aspera Server On Demand
  • IBM Aspera Shares On Demand
  • IBM Aspera Streaming
  • IBM Aspera Transfer Cluster Manager

想定される影響

情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2020-4435
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-4435
更新履歴

  • [2020年07月09日]
      掲載

公表日2020/06/08
登録日2020/07/09
最終更新日2020/07/09