【活用ガイド】

JVNDB-2020-005434

Rockwell Automation 製 FactoryTalk Linx Software に複数の脆弱性

概要

Rockwell Automation 社が提供する FactoryTalk Linx Software には次の複数の脆弱性が存在します。

* 不適切な入力確認 (CWE-20) - CVE-2020-11999
* 不適切な入力確認 (CWE-20) - CVE-2020-12001
* ディレクトリトラバーサル (CWE-22) - CVE-2020-12003
* 任意のファイルのアップロード (CWE-434) - CVE-2020-12005
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.6 (緊急) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2020-11999の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.6 (緊急) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2020-12001の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2020-12003の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
※上記は、CVE-2020-12005の評価になります。
影響を受けるシステム


Rockwell Automation
  • Connected Components Workbench Version 12 およびそれ以前
  • ControlFLASH Version 14 およびそれ以降
  • ControlFLASH Plus Version 1 およびそれ以降
  • FactoryTalk Asset Centre Version 9 およびそれ以降
  • FactoryTalk Linx Version 6.00, 6.10, 6.11
  • FactoryTalk Linx CommDTM Version 1 およびそれ以降
  • Studio 5000 Launcher Version 31 およびそれ以降
  • Studio 5000 Logix Designer software Version 32 およびそれ以前

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

* API コール時に任意のファイルを適切にサニタイズ処理しないため、遠隔の第三者により任意のコードを実行されたり、ファイルやデータを改ざんされたりする - CVE-2020-11999
* 細工されたファイルを適切にサニタイズ処理しないため、遠隔の第三者により機微な情報を窃取されたり、任意のコードを実行されたりする - CVE-2020-12001
* API コール時に細工されたリクエストを適切にサニタイズ処理しないため、遠隔の第三者によりローカルハードドライブ上の機微な情報を窃取される - CVE-2020-12003
* 遠隔の第三者により不正な形式で圧縮された EDF ファイルがアップロードされることで、当該圧縮ファイルの展開処理に CPU リソースをすべて消費され、サービス運用妨害 (DoS) 状態が引き起こされる - CVE-2020-12005
対策

[パッチを適用する]
開発者が提供する次の情報を元に、パッチを適用してください。
* Patch Roll-up for CPR9 SRx (要ログイン)
* FactoryTalk Linx/Services patch RAID# 1124820 (要ログイン)
* FactoryTalk Linx patch RAID# 1126433 (要ログイン)

[ワークアラウンドを実施する]
* ファイアウォール等で 2222/tcp、7153/tcp および 44818/udp へのアクセスを制限する
  * その他のポートに関する情報は開発者から提供されているナレッジベース ID 898270 (要ログイン) を参照してください
* 当該システムのネットワークをファイアウォール等で業務ネットワークから分離して運用する
* 外部からのアクセスが必要な場合、VPN 等の安全な方法でアクセスする。VPN ソフトウエアは最新の状態に保つ
ベンダ情報

Rockwell Automation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [その他]
  2. パス・トラバーサル(CWE-22) [その他]
  3. 危険なタイプのファイルの無制限アップロード(CWE-434) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2020-11999
  2. CVE-2020-12001
  3. CVE-2020-12003
  4. CVE-2020-12005
参考情報

  1. JVN : JVNVU#91454414
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-11999
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-12001
  4. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-12003
  5. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-12005
  6. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-20-163-02
更新履歴

  • [2020年06月15日]
      掲載

  • [2020年07月13日]
      影響を受けるシステム:内容を更新
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2020-11999) を追加
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2020-12001) を追加
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2020-12003) を追加
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2020-12005) を追加