【活用ガイド】

JVNDB-2020-005140

json-c における境界外書き込みに関する脆弱性

概要

json-c には、境界外書き込みに関する脆弱性、および整数オーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


json-c project
  • json-c 0.14 まで

想定される影響

情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

json-c project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 整数オーバーフローまたはラップアラウンド(CWE-190) [NVD評価]
  2. 境界外書き込み(CWE-787) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2020-12762
参考情報

  1. JVN : JVNVU#99475301
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-12762
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-22-258-05
更新履歴

  • [2020年06月08日]
      掲載
  • [2022年09月15日]
      参考情報:JVN (JVNVU#99475301) を追加
  • [2022年09月20日]
      参考情報:ICS-CERT ADVISORY (ICSA-22-258-05) を追加