【活用ガイド】

JVNDB-2020-004144

SAE IT-systems 製 FW-50 RTU に複数の脆弱性

概要

SAE IT-systems が提供する FW-50 Remote Telemetry Unit (RTU) には、複数の脆弱性が存在します。

FW-50 Remote Telemetry Unit (RTU) は、SAE IT-systems が提供する産業用遠隔制御機器です。FW-50 RTU には以下の複数の脆弱性が存在します。

* クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2020-10630

* ディレクトリトラバーサル (CWE-22) - CVE-2020-10634
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.1 (重要) [JPCERT/CC値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
※上記は、CVE-2020-10630の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.1 (緊急) [JPCERT/CC値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2020-10634の評価になります。
影響を受けるシステム

FW-50 RTU Series: 5 Series、CPU-type: CPU-5B、Hardware Revision: 2、CPLD Revision: 6

SAE IT-systems
  • SAE-FW-50 ファームウェア

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

* ユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2020-10630
* 遠隔の第三者によって、機器のファイル構造の表示やファイルへのアクセス制限回避により、機微な情報を窃取される - CVE-2020-10634
対策

[アップデートする]
開発者に問い合わせを行い、新規の CPU カードに交換し、修正済みバージョンをインストールする。

[ワークアラウンドを実施する]
以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

  * Web サーバーポートを利用しない場合は無効化する
ベンダ情報

SAE IT-systems
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [その他]
  2. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2020-10630
  2. CVE-2020-10634
参考情報

  1. JVN : JVNVU#97842907
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-10630
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-10634
  4. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-20-126-02
更新履歴

  • [2020年05月08日]
      掲載